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執筆者の写真*野点ニスト*前嶋宗州

漁夫生涯竹一竿



漁夫生涯竹一竿 即中斎

加茂本阿弥

ロウバイ


本日のお稽古では、お茶経験のない親子がお茶を愉しみました。席入りからはじまりお菓子とお茶のいただき方など、主に客としての所作を学びました。聞き慣れない日本語と、動きなれない所作に戸惑いつつも、なぜそうするのか。と考えつつ稽古を進めます。細やかな心配りがお茶の席をとても温かく、愉しいものにしてくれます。


ロウバイも残り僅かな花を残し、春へ心を馳せます。ほのかな香りと、春への希望を示す黄色はとても温かいものを感じさせます。

漁夫の生涯は竹一竿。さて、茶人の生涯は何だらうー。

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